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皮膚トラブルが起きていなければ、サプリメントは不要と考える方も少なくないのではないでしょうか。実は、トラブルが起きていない時にも皮膚のケアを続けることは、愛犬・愛猫の健康な皮膚を保つためには重要なのです。
今回は、なぜ皮膚に問題がない時にも皮膚のケアを続けた方が良いのか、その理由を解説します。

一度起きてしまうと厄介な皮膚トラブル

皮膚トラブルは、皮膚のバリア機能が低下し、乾燥、細菌やウイルス、アレルゲンなどの刺激や攻撃から皮膚を守ることができなくなった時に引き起こされます。11月号にも記載しましたが、皮膚にトラブルが起こると「皮膚がカサカサする」「フケが出る」「痒みが出る」「毛艶が悪くなる」などの症状があらわれます。遺伝や体質で皮膚病になりやすいという場合もありますが、皮膚トラブルの原因は様々であるため、いつでも、またどんな犬種・猫種にも皮膚トラブルは起きてしまう可能性があり、再発を繰り返してしまうことも少なくありません。
もしもトラブルが発生してしまった場合、皮膚を再び健康な状態に戻すためには病院を受診し、適切な治療を受ける必要があります。
さらに、皮膚トラブルの治療は基本的に長期間の投薬や経過観察が必要となるため、治療が完了するまで定期的に通院することとなり、その分治療費の負担も大きくなる場合があります。

皮膚トラブルにおける通院回数や料金の目安

皮膚にトラブルが発生した場合、原因や症状にもよりますが、治療期間は短くても約１ヶ月間、その場合通院回数としては平均して大体４回ほどとなり、症状の強さや治療に対する反応によってはそれ以上の治療期間や通院が必要となる事も多くあります。
また皮膚科の診療費は、他の病気に比べると検査や薬などを合わせても１回あたり大体数千～1万円以内など安く済むことがほとんどですが、治療期間が長く通院回数も多くなる傾向があるため、合計額では10万円を超えてしまうなど、結果として高額な治療費がかかる場合も多くあります。
皮膚トラブルは大切な愛犬につらい症状が出てしまうことに加え、経済的・時間的な負担も大きくなってしまう可能性があります。

重要なのは、皮膚トラブルが起こらないようにケアを続けること

皮膚のケアの方法にはシャンプーや保湿など様々ありますが、サプリメントを利用すると気軽に始めることができるかもしれません。
サプリメントは食品であり、薬のように病気自体を治療することはできませんが、フードだけでは補いきれない栄養素を補給したり、愛犬の体質に合わせて必要な栄養素を与えることで、体本来の力を高めて健康をサポートすることができます。 サプリメントは継続することで体質を改善する効果を発揮するものなので、続けて摂取していくことが重要となります。
大切な愛犬が皮膚のかゆみや炎症などで悩むことがないように、問題が起きていない時にもサプリメントなどを利用して皮膚のケアを続けることで、トラブルが起きにくい健康な皮膚を維持していきましょう。

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